勉強会の報告|インソールの構造と機能
2020年 03月 20日
理学療法士の高橋です。
インソールの構造と機能をテーマに勉強会を開催しました。
足底へのスケッチから、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチ、踵球ホールド、母趾球ホールドといった、インソールの各部位の構造と特徴を説明しました。
下の写真は、足部の骨模型を用い内側縦アーチのトップの位置の解説をしています。
内側縦アーチのトップは、後足部のアーチの崩れや足関節の運動を妨げない位置に設定することが重要になります。
横アーチの位置とインソールの機能について説明しています。
横アーチは、2~5趾に向かう足底腱膜の緊張を調整し、ウインドラスメカニズムを向上させる機能を持っています。
ここでは、ウインドラスメカニズムの評価方法であるウインドラステストの方法や結果の解釈についても説明しました。
当院では、既製品およびオーダーメイドインソールを扱っており、適切に処方することにより、外傷の予防やパフォーマンスに好影響を与えることが期待できます。
今後もインソールに関するテーマの勉強会を開催し、スタッフ間で知識を共有し、診療の質を高めていきたいと思います。
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by tateyama-seikei
| 2020-03-20 18:51
| 勉強会