第179回TOC体表解剖勉強会|腸肋筋の触察
2020年 02月 07日
理学療法士の高橋です。
「腸肋筋の触察」をテーマに第179回TOC体表解剖勉強会を開催しました。
体幹を後方からみた写真です。
腸肋筋(青)、最長筋、(赤)、棘筋・半棘筋・多裂筋・回旋筋(緑)、上後腸骨棘・腸骨稜・第12肋骨・頚板状筋(黒)がマッピングされています。



治療実習では、腸肋筋と腰方形筋の間の組織間リリースを、実際の臨床の場面を想定した腹臥位と側臥位の2つの肢位で実施しました。
宮本PTが吉野PTの治療を行っています。腸肋筋へのダイレクトストレッチと組織間リリースを実施し、各々の手技で指を置く位置が違うこと、指先で感じる筋の緊張の変化にかかる時間が異なる事を確認しながら実習を行いました。
奥では、吉野PTが宮本PTの運動検査を実施しています。吉野PTの治療で、宮本PTの腰部の運動時痛が解消し、非常に喜んでいました。
手前では、岡本PTの指導のもと中島PTが石原PTの腸肋筋に組織間リリースを実施しています。
岡本PTが中島PTに骨模型を用い、運動検査の結果と治療プランについて分かりやすく説明しています。
今回もスタッフ間でディスカッションしながら、楽しく勉強会を行うことができました。
正確な触察技術が、質の高い治療につながることを改めて感じる勉強会となりました。
参加スタッフの明日からの臨床の変化が楽しみです。
お知らせ
今回のテーマとなった腸肋筋の触察方法および治療手技は、令和2年2月29日開催される「第5回明日から臨床に活かせる触察セミナー」でも取り上げております。腸肋筋を正確に触察できるようになりたい方は、是非受講をご検討ください。お待ちしております。
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by tateyama-seikei
| 2020-02-07 23:12
| 勉強会