第178回TOC体表解剖勉強会|最長筋、棘筋、半棘筋、多裂筋、回旋筋の触察
2020年 02月 04日
理学療法士の高橋です。
「最長筋、棘筋、半棘筋、多裂筋、回旋筋の触察」をテーマに第178回TOC体表解剖勉強会を開催しました。
写真は、最長筋(赤)、棘筋・半棘筋・多裂筋・回旋筋(緑)、上後腸骨棘・腸骨稜・頚板状筋(黒)のマッピングです。

今回は、触察を実施する際の体の使い方について重点的に指導しました。
また、組織間のリリース手技や筋に対する徒手療法を効果的に実施するためには、対象とする筋と隣接する組織の境界をしっかりと触り分ける能力を身につけることが重要であることも伝えました。
下の写真では、宮本PTが今回の指導内容を踏まえ、最長筋の外側縁と腸肋筋の内側縁の境界を丁寧に触り分けています。

触察実習に続き、最長筋と腸肋筋、最長筋と腰部に位置する多裂筋の組織間リリースの方法も確認しました。
組織の境界をしっかりと捉えられたときと捉えられなかったときの、治療効果と被験者の反応の違いも体験でき、日々の診療に活かせる勉強会となりました。
次回は、腸肋筋の触察方法をテーマに勉強会を開催したいと思います。
参加されたスタッフの皆さんお疲れさまでした。
お知らせ
今回のテーマとなった最長筋、棘筋、半棘筋、多裂筋、回旋筋の触察方法は、令和2年2月29日開催される「第5回明日から臨床に活かせる触察セミナー」でも取り上げております。最長筋、棘筋、半棘筋、多裂筋、回旋筋を正しく触察できるようになりたい方は、是非受講をご検討ください。お待ちしております。
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by tateyama-seikei
| 2020-02-04 22:18
| 勉強会