第177回TOC体表解剖勉強会|腰方形筋の触察
2020年 01月 31日
はじめに
理学療法士の高橋です。
「腰方形筋の触察」をテーマに第177回TOC体表解剖勉強会を開催いたしました。
マッピング
腰方形筋(赤)、腸肋筋(青)、上後腸骨棘・腸骨稜・第12肋骨(黒)をマッピングしました。
触察方法
腰方形筋の触察方法は、FUNDA-REHA BLOGに投稿しました。
詳しい触察方法を知りたい方は、下のリンクよりご覧ください。
触察実習
宮本PTが、腰方形筋の前外側上縁を触察しています。
治療実習
組織間のリリースを行うことで、体幹の左側屈の可動域が拡大しました。
体幹の左側屈時にみられた、左回旋も少なくなり、純粋な側屈をおこなえるようになりました。
治療前に感じていた右腰部の伸張痛も改善しました。
また、写真には残せなかったのですが、腰方形筋の徒手筋力検査の際にみられた、外腹斜筋による代償動作もほとんど消失しました。
おわりに
腰方形筋は、腸肋筋と触り間違えることが多い筋ですが、視標と指の動かし方を確認しながら触察することで、参加したスタッフは全員、確実に腰方形筋を触れることができるようになりました。治療実習を通して、現在担当している症例にどのように応用できるかといった、ディスカッションもでき、非常に有意義な勉強会となりました。
令和2年2月29日(土)に開催される「第5回明日から臨床に活かせる触察セミナー」にて、腰方形筋の触察も取り上げています。臨床応用のパートでは、本日実施した腰方形筋と腸肋筋・外腹斜筋の組織間リリースを体験していただこうと考えております。しっかりと腰方形筋を触れるようになりたい方は、是非ご参加ください。
セミナーは下のリンクよりお申込みいただけます。(締め切り|令和2年2月22日)
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医療法人社団 志高会 たてやま整形外科クリニック
〒294-0043 千葉県館山市安布里229
TEL:0470-25-1114
FAX:0470-22-7057
HP:http://www.tateyama-seikei.com
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by tateyama-seikei
| 2020-01-31 00:22
| 勉強会