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千葉JRATによる災害リハ支援活動について

令和元年9月12日から9月24日まで、千葉JRAT(大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会)が、台風15号における災害リハ支援を行ってくださいましたので報告いたします。

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千葉JRATとは

JRATとは、災害時のリハビリテーション支援を行う団体です。

千葉JRATとは千葉県版のJRATで、千葉県医師会、千葉県理学療法士会、千葉県作業療法士会、千葉県言語聴覚士会、千葉県看護協会、千葉県介護支援専門員協議会、千葉県リハビリテーション支援センター、千葉県リハビリテーション医学懇話会、千葉県回復期リハビリテーション連携の会、千葉県千葉リハビリテーションセンターといった団体から構成されています。

今回の台風15号の災害では、千葉JRATとしてリハドクターや多くのリハ専門職が災害リハ支援をしてくださいました。








災害リハビリテーションとは

住まいをはじめとした生活環境が大きく変わってしまう災害時において、災害リハビリテーションは、被災された方が避難所等でもそれまでの日常生活に近い状態に戻れるように支援するものです。

ここでは、リハビリテーションに関する知識・技術を用いて、災害時に起こりやすい生活不活発病を予防し、エコノミークラス症候群や災害関連死を防ぐ活動を展開します。




台風15号の災害における千葉JRATの活動

今回の台風15号の災害において、千葉JRATは、被災地域の情報収集とリハビリニーズの確認、災害医療本部における関係団体との情報共有、避難所への支援(①動きやすい動線やプライバシー等を配慮した避難所レイアウトに関するアドバイス、②基本動作能力の低下した方への段ボールベッド導入のアドバイス、③避難所でのエコノミークラス症候群予防を含めた生活不活発病予防のための啓発など)をおこなってくださいました。

また、現地リハ専門職として、当院の高橋理学療法士が地域包括支援センターや介護・福祉の専門職団体から得た被災地域の情報や市内の地域リハビリテーション体制に関する情報提供をしました。


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日頃の顔の見える関係づくりのおかげで、適切な情報提供および災害医療対策本部と地域包括支援センターを結びつけることで、孤立地域の早期介入に結びつけることができました。










おわりに

災害発生から避難所の運営が安定するまでの期間は千葉JRATが対応しました。避難所等の運営が安定し、安房地域のリハビリ専門職による地域リハ活動や在宅リハビリテーションといった平時の仕組みで対応できる状態になりましたので、千葉JRATから地域のリハビリ専門職へとバトンが渡されました

今後、生活不活発病・過用症候群(使い過ぎにより身体を痛めること)・怪我・住まいなどの環境変化などによって、リハビリの介入が必要になる方が増える可能性があります。これに対し、行政・地域包括支援センター・高齢者福祉携わる専門職の皆さんと連携を図り、リハビリ対象者が現れた際に早期介入できる体制を整えていきたいと思います。





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by tateyama-seikei | 2019-09-26 22:42 | 災害情報 | Comments(0)

リハビリテーションセンターの活動報告


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