第118回TOC体表解剖勉強会 腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋
2017年 03月 24日
理学療法士の駿藤です。
今回は腹直筋と外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋の触察とその臨床応用について勉強会を行いました。
今回は腹直筋と外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋の触察とその臨床応用について勉強会を行いました。
はじめに、高橋さんに各筋の解剖についてわかりやすく講義していただきました。
次に、あらかじめマッピングした各骨・筋の指標とその触察方法についてスタッフに指導しました。
腹部の筋を前面からみています。被験者は背臥位をとっています。 赤:腹直筋 緑:外腹斜筋 青:内腹斜筋 橙:腹横筋
腹部の筋を前外側方よりみています。 被験者は背臥位をとっています。
腹部の筋を外側方よりみています。 被験者は腹臥位をとっています。
私がマッピングした筋の境界を高橋さんがエコーを用いて確認しているところです。 腹横筋の内側縁を触察できる可能性がある部位は上前腸骨棘の高さで内腹斜筋の内側縁と上前腸骨棘の幅の中央部になります。 しかし、その表層には内腹斜筋、その深層には腸骨筋が位置しているため、触察できているか怪しい部位になりますので、エコーを用いて確認しています。
マッピングした各筋の触察方法についてスタッフに指導しているところです。 自分が感じている触察感を相手に伝える難しさを改めて感じます。
次回は広背筋と大円筋を予定しています。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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by tateyama-seikei
| 2017-03-24 21:04
| 勉強会