第117回TOC体表解剖勉強会 腸肋筋、最長筋、多裂筋、棘筋、半棘筋
2017年 03月 10日
理学療法士の駿藤です。
今回は体幹の後面に位置する腸肋筋、最長筋、多裂筋、棘筋、半棘筋の解剖、触察方法、評価から治療への展開について勉強会を行いました。
本日も実りある勉強会となりました。
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医療法人社団 志高会 たてやま整形外科クリニック
〒294-0043 千葉県館山市安布里229
TEL:0470-25-1114
FAX:0470-22-7057
HP:http://www.tateyama-seikei.com
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今回は体幹の後面に位置する腸肋筋、最長筋、多裂筋、棘筋、半棘筋の解剖、触察方法、評価から治療への展開について勉強会を行いました。
はじめに高橋さんが解剖の講義を行いました。
次に触察のデモンストレーションを私が行いました。
体幹を後方からみた写真です。
赤:腸肋筋 青:最長筋 緑:多裂筋、棘筋、半棘筋
体幹を後外側方からみた写真です。
赤:腸肋筋 青:最長筋 緑:多裂筋、棘筋、半棘筋
触察後、主に腰部に位置する筋に対する治療を行いました。
①腰腸肋筋の外側縁と腰方形筋との境界に位置する皮下をリリース
②腰腸肋筋の外側縁を肋骨からめくり上げるように指を滑り込ませていく。それよりも下の領域では腰腸肋筋と腰方形筋の境界に指を押し込み、胸腰筋膜を介して腹横筋と腸肋筋間のリリースを行う。その状態で前屈を数回繰り返すと痛みは消失し前屈しやすくなる
腹横筋と腸肋筋との間で滑走不全が生じている場合、腹横筋が単独収縮を行うことができずに体幹の安定性が損なわれてしまいます。
本日も実りある勉強会となりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
体表解剖にご興味ある方は、是非こちらもご覧ください。
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by tateyama-seikei
| 2017-03-10 21:26
| 勉強会