H28年度キャラバン・メイト連絡会包括いちご支部発足について
事務局 館山市地域包括支援センターいちご
支部長 たてやま整形外科クリニック 行貝 貴弘
キャラバン・メイト連絡会包括いちご支部が発足しました。平成27年1月、国において認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)が策定されました。新プランでは、認知症サポーターを量的に養成するだけでなく、あくまでもできる範囲で手助けを行うという活動は維持しつつ、様々な場面で活躍してもらえるようにすること、また認知症サポーター養成講座を修了した者が復習もかねて学習する機会を設け、座学だけでなくサポーター同士の発表・討議を行うなど、地域や職域の実情に応じた取組を推進することなどに重点が置かれています。そこで、館山市では、キャラバン・メイトが自主的に活躍できる体制づくり、普及・啓発活動だけにとどまらず、地域ニーズの把握等地域づくりに協力し合える活動、認知症サポーター養成講座を通じた地域づくりを目的として、平成28年6月『キャラバン・メイト連絡会』を設立しました。そして同年7月、包括いちご圏域のケアマネジャーの方から「包括いちご圏域で認知症サポーター養成講座を開催し、それをきっかけに認知症の人が可能な限り住み慣れた地域で生活を続けていく為に地域づくりをしていきたい。その為、包括いちごにも協力して欲しい。」との要望があり、8月に『キャラバン・メイト連絡会包括いちご支部』を発足することとなりました。
包括いちご支部のキャラバン・メイトの方に集まっていただき、今までに計6回検討会を行ってきましたが、以下決まったことをご報告致します。
目的
包括いちご圏域で認知症サポーター養成講座を開催し、それをきっかけに認知症の人が可能な限り住み慣れた地域で生活を続けていく為の地域づくり。
今年度の目標
認知症サポーター養成講座を主導的に開催する。今年度は九重・館野・豊房地区で3回開催。
包括いちご圏域の介護サービス事業所へアンケート実施
H28年8月 包括いちご圏域の介護サービス事業所へ認知症サポーター養成講座について会場の提供依頼、協力意向調査を行い、全事業所(14事業所)とも会場の提供の協力が得られました。
同年9月 包括いちご圏域の介護サービス事業所に包括いちご支部の説明会を開催しました。
今年度の認知症サポーター養成講座開催予定
H28年11月15日(火)9:30~11:00 場所:古茂口の家 (講師:島田氏)
H28年12月15日(木)18:30~20:00 場所:デイサービス安布里 (講師:小倉)
H29年2月15日(水)13:30~15:00 場所:デイサービス空 神余 (講師:行貝氏)
協力事業所
・グループホーム古茂口の家
・たてやま整形外科クリニック
・デイサービスほのぼの館山
・デイサービスセンターリブタウン館山
・特別養護老人ホーム微笑の里
・デイホーム安布里
・デイサービス安布里
・グループホーム安布里ガーデン
・館山ケアセンター夢くらぶ
・里山デイサービス悠喜
・NPO法人結いの会
・デイサービス空 神余
・さんさん豊房
・グループホーム広瀬ガーデン
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介護支援専門員の行貝です。認知症サポーター養成講座をきっかけに安心して暮らせる地域作りを地域住民、地域の事業所と共に考え、協力しながら行っていこうと思っています。開催予定以外にも体操教室とのコラボレーションし、脳と体の両方を動かしながら認知症・介護予防教室も館野、九重地区で開催を検討中です。仲間であるキャラバンメイトいちご支部のキャラバンメイト、事務局の包括の方たちが力強く、頼もしいので今後の活動が楽しみです。