第89回TOC体表解剖勉強会【前斜角筋・中斜角筋】
2016年 07月 28日
理学療法士の駿藤です。
本日は前斜角筋と中斜角筋の触察を行いました。
下の写真は中斜角筋の触察を行っているところです。
中斜角筋は第2-7頚椎の横突起の後結節から第1肋骨の鎖骨下動脈溝の後方の隆起に停止しています。
そのため触察する際は後方に位置する肩甲挙筋と取り間違えないことが重要です。
鑑別方法として頸部を右側屈させることで中斜角筋が収縮し、肩関節を伸展することによって肩甲挙筋が収縮しますので、
筋の収縮を用いて鑑別していきます。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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by tateyama-seikei
| 2016-07-28 12:39
| 勉強会